(スグリの異常な執着心に危機感を募らせて 誰にも相談できないまま ブルーベリー学園から逃げることにした)
(夜。人気のない廊下を歩き寮を出ると、外で待ち構えていたのはー…)
なんで?ねえ、なんで?
……なんで なんで なんで……。こんな選択したくなかった。…でも、仕方ないよな。○○が逃げるなら 俺の前からいなくなるっていうなら こうするしかない。…違うな。はじめっから こうしていれば 良かったんだべ。
(背後でポケモンの気配がした。おそらくスグリのポケモンだろう…気付くのが遅かったようだ。甘ったるい蜜の香りが漂い 意識が遠のいていった…)
…やっと 堕ちた…これからは 俺だけの○○。誰の目にも触れさせねから。
◆逃げる