…………。


(ガチャッ…キー…)





ふーん…知ってたんだね。

…鍵?

鍵なんて簡単に作れるよ、今までは必要無かったから使わなかったけど…

私はね…◯◯君。
支配の悪魔なんだ…何が出来るかは何となく分かるよね?

大丈夫、これからはもう悩んだりしなくて済むよ…
明日からは何の心配もなく、いつも通り職場にも来れるようになるから…全てを私に委ねなさい。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー






おうおう!ようやく顔を出しおったな、このサボり魔め!

今まで散々サボりおって…何をしておったんじゃ?
ウヌが来なかったせいで、仕事はサボれんし飯代も全部ワシが払わなくてはならなかったんじゃぞ!

全く…

…………。

ウヌ…何か変わったか?
前は陰気臭い顔をしておったが…今はすっきりしたような…何かあったのか?

…マキマのおかげで悩みが解決した?

ほぉ…悩みとは何だったのじゃ?

…思い出せない?

…まぁ良い、前みたいにウジウジされるよりはマシじゃからな…
実はマキマさんが悪魔だったなんてどうすりゃいいんだ…