(目が覚めると、見覚えのない景色が広がっていた…)






あっ、目が覚めたんだね◯◯君…おはよう。

…見ての通り、気が付いたら変な場所に来ちゃったみたいだね。

こんな所全然見た事ないし…一体どこなんだろうね、知らない内に絵本の世界にでも来ちゃったのかな?


(何故こんな事になったのか…記憶を辿って行く内に昨夜の出来事が蘇る…)


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ふぅ…あれ…◯◯君、ちょっと飲みすぎたんじゃない?大丈夫?

久しぶりに二人で飲みに行けたからって、少し張り切り過ぎだよ。

仕方ないね…肩貸してあげるから、タクシー乗り場まで行こうか。

(スタスタ…)

…青か、ここの信号早いからさっさと渡ろうか。

男「おい、あの車突っ込んでくるぞ!」

(キキィ!)



…!

(バァーン!)

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…そっか、あの時二人共車に撥ねられたんだったね。

じゃあ、もしかしてここは死後の世界とかなのかな?

……冗談だよ。

どちらにしてもまずはどうするかだね…こんな何もない場所で二人きりだし…



マキマさんの下着だったら沢山持ってるので、着替えに関してはしばらくだったら大丈夫ですよ

マキマさんが「服だけ溶かすスライム」に襲われる

俺の能力は「狙った女性を意のままに操りハーレムを形成する事で自己強化されるスキル」か…
マキマさんと異世界に行く