ん…?まぁ…確かにそうだね。

じゃあ今回はパワーちゃんにあげようか、今から呼ぶね。





な…何じゃ…?ワシは何もやっとらんぞ?本当じゃぞ?


パワーちゃん、分かってるよ。
むしろ今回はパワーちゃんにご褒美をあげようと思って呼んだんだよ。





……な…何じゃ!そういうことか!
確かにワシの活躍を考えれば、褒美の一つや二つは当たり前じゃからのお!

むしろ今まで寄越さなかった方がおかしいくらいじゃ、ガハハハハ!

…ワシらてっきり…


てっきり…?

な、何でもないわ!それで褒美とやらはどこにあるんじゃ!早く寄越さぬか!

うん、そこに置いてある缶詰だよ。
私達は外した方が良いらしいから一旦失礼するね、じゃあ。

(バタンッ)





チッ…褒美と聞いてみれば、ただの缶詰とはのお…まったく拍子抜けじゃ…

…日本語で書いてないが…何語じゃ?全然読めん…

まぁ…とにかく外国の食い物が入っとるようじゃ、なら少しは楽しみじゃの…

どれ…缶切りが無いが、ナイフくらいワシに掛かればすぐ作れるわ…

(カシュッ!)

おっ!開いたか…!






ゔっ!






…◯◯君、何で私達は外した方が良かったの?

別に缶詰をあげるくらいだし、用事も無かったはずだけど…

そろそろオフィスに戻らない?まだお仕事もあるし…


…仕事は明日にして今日は飲みに行きましょう!ママとお酒飲みたい!
まずは日頃頑張ってるパワーにあげましょ!(マキマさんを避難させる)