(貴方が堀とバディを組まされてから、一ヶ月が過ぎた…
もはやセクハラどころか女性職員との接触を完全に絶たれ、報告や聞き取り等の職務上のやり取りですらも全て堀が行うようになっていた…)
おっさん「やぁ…待たせたね、◯◯君…
マキマさん、中々解放してくれなくてさ…キミがどうしてるか結構気にしてるようだったよ?」
(マキマさん…貴方が彼女に最後に会ったのは一ヶ月前だ。
しかし毎日堀と顔を突き合わせ、職務を行うだけの苦しい生活に心が疲弊した貴方には遠い昔のように思えた…)
おっさん「おや…◯◯君、大丈夫かい?
何か悩みがあるなら、おじさんに話してごらん…何だか顔色も悪いようだし…体つきも少し痩せてるようだよ?」
(堀は白々しく心配する素振りを見せながら、貴方の体を馴れ馴れしく触り始める…
その手つきはまるで、貴方が今まで女性達にしてきたセクハラのようだった。)
おっさん「うーん…見た目は普通だったけど、やはり中々筋肉質だねぇ…鍛えてるのかな?
でもお尻はまだまだ鍛錬が足りないんじゃないかな…」
(そう言うと堀は貴方のお尻を触り始めた…形容し難い怖気を感じた貴方は反射的に堀を突き飛ばした…)
おっさん「うっ…!」
(ドサッ…)
おっさん「…………。」
(そこまで強く突き飛ばした覚えはないが、極度の肥満体型である堀の体はあっという間に倒れた。
堀は転倒の際に頭を打ったらしく、後頭部を抑えて座り込んでいる。
しばらく沈黙が流れた…)
おっさん「いやぁ〜!ごめんごめん!
ついつい悪ふざけが過ぎちゃって!本当にすまないね、◯◯君!
君みたいな若い子と一緒に仕事するのなんて久しぶりだったから、おじさん悪ノリしちゃった!ははは!
…そうだ!お詫びと言ってはなんだけど、今度の休みに僕の家に遊びに来ないかい?
僕達バディなんだし、これからの親睦を深める為にも…どうだい?」
おっさん「……えっ?嫌?
やだなぁ…◯◯君…もしかして照れてるのかな?
◯◯君…キミが元の生活に戻れるかは、僕の報告次第なんだよ?
…まぁ無理にとは言わないけどさ…少しは身の振り方を考えた方がお互いの為じゃないかい?」
(堀はニヤニヤと下卑た笑みを浮かべている。
遠回しに脅しを掛けられた貴方は元の生活に戻る為、やむを得ず堀の自宅へ向かうのだった…)
到着…