◯◯君、おはよう。
おっさん「………。」紹介するね…根取益夫さん。
新しくここに派遣された幹部の方、今後はこの人の指示に従ってね。
おっさん「よろしく…◯◯君だね?
君の事はよく知ってるよ…精々頑張ってくれたまえ」…早速だけど◯◯君、今日のキミの仕事は一日外回りをお願いするね。
…ん?いつもみたいに一緒にオフィスで仕事しないのか?
それは…
おっさん「悪いが、◯◯君…
今日からここでの仕事は私とマキマ君の二人で行う事にしたんだ
今までご苦労だったね…」うん、そういう訳だから…外回りよろしくね?
(パタンッ)
…………。
おっさん「…マキマさん、いけませんね…
部下と必要以上に馴れ合うのは、しかもあんな下っ端と…」…何のお話ですか?
おっさん「僕をあまり舐めないでくださいよ…言ってもいいんですか?
あなたとさっきの男との関係を…」…仰る意味が分かりません。
それよりも業務に…
おっさん「知ってるんですよ…彼が職場内で貴方を含めて複数の女性にセクハラ行為をしている事…
…僕が彼を左遷したら…マキマさん、困りますよね?」………。
おっさん「それに僕は上層部に顔が効く…聡明なマキマさんなら勿論逆らったりしませんよね…?
何…悪いようにしませんよ…あなたは大人しく僕の言う通りにしてくれればいいんです…
意味、分かりますよね?」…はい。
おっさん「フヒヒ…ホテル、行きましょうか…」ーーーーーーーーーーーーーーー
(それ以来、貴方とマキマさんと接する機会は激減した。
何とか話す機会を作ろうとしても予定や仕事を理由に断られてしまった。
そんなある日のこと…予想より残業が長引いた貴方は仕事を終えて帰る前、ふとマキマさんの事が気になりオフィスへと向かった…)
(オフィスの前に着きドアをノックしようとした所、中から男の話し声が聞こえた…
気になった貴方はそっとドアの隙間から中の様子を伺った)
おっさん「…僕の言う通り、あいつとは仲良くしていないようですね?」(さわさわ…)
はい…していません。
おっさん「よしよし…マキマさんは本当に出来た娘だ…
それに加えてこの美貌と身体…まったく非の打ち所がない…こんな所で働かせるのが勿体無いくらいだよ…ありがとうございます。
おっさん「フー…フー…このおっぱいもデカケツも僕の物だ…!
あんな下っ端が…少し前までこの身体に軽々しく触れていたと思うと腹が立つ…
今からでもやはり左遷してやるか…」それは…
おっさん「分かってるよ…言ってみただけさ…
…しかし公安のデビルハンターが職場内でセクハラ行為を働いていたなんて…
これも君の監督不行き届きじゃないかね…?」申し訳ありません。
おっさん「ぐふふ…まぁいい…
なら部下の不始末は上司の君が責任を取らないとな…」…分かりました。
おっさん「よろしい… さぁ…いつも通り僕に奉仕をしたまえ…」泣きながらドアの前で自家発電する