海帆「…あんたがいいのなら、それでいいけどー？」

沙羅「おいおい、私の意見を無視しないでくれよ。
　　　…まあいいか。水族館で喧嘩するのもスタッフの人に悪いしね」

海帆「それで、まずは、イルカのショーを見に行こうよ☆
　　　ここの水族館は有名なんだぜ☆」

沙羅「いやいや、いきなりショーだなんて初心者丸出しじゃないか」

海帆「…何？何か文句あるの？」

沙羅「いや、別に。ただ、この水族館のリニューアルされた所を知らないなんてねー？って思っただけさ」

海帆「知っていたけど？あたしはそれ目当て来ていたんだけどね？☆
　　　まさか、いきなりそこに行こうとでも？それでこそ初心者丸出しだと思うけど？
　　　お楽しみは後に取っておかないと☆」

沙羅「私たちも、それ目当てで来たのだから、それにまず行くのは当たり前だよ」

海帆「へー、じゃあさ。この子に聞いてみようよ」

沙羅「うんいいよ。じゃあさ、君はリニューアルされた所から行くよね？」

海帆「イルカショーから行くよね？☆」

（二人とも笑っているが、目が笑っていない…）