名前:アズール・アーシェングロット

モストロ・ラウンジ10号店

タコちゃん♡

(突風にぶわっと舞い上がったスカートを慌てて押さえる。幸い周囲に人はいなくてホッと息を吐くと背後から控えめな咳払いが聞こえて恐る恐る振り返る。)




おはようございます、ユウさん。
今のは自然ではなく妖精の仕業です。貴女にちょっと悪戯がしたかったみたいですね。
一応空気を読んだみたいだ。…まあ、間に合わなかったようですけど。

こういった事態を防ぐためにできることはスカートの下にスパッツを履くか、いっそズボンに変更するかです。とはいえ、男性はスカートの中身が見えるなら中がなんであろうと関係がないそうなので、難しいところです。
…僕の意見じゃありませんよ。クラスの男子が話していたことです。
まったく、陸の人間は煩悩だらけで困りますね。
風でスカートが捲れる