名前:アズール・アーシェングロット

モストロ・ラウンジ11号店

タコちゃん♡

ユウさん、ちょっとこちらへ。


(アズール先輩に廊下に連れ出され、頬や額に手を当てられたあと潜めた声で囁かれた。)


不躾かとは思いますが、しばらく学校をお休みされてはいかがです?貴女、今出血されているでしょう。
教室に入った瞬間にわかりました。一部の生徒の気が立っているのも貴女のその匂いのせいでしょう。
もちろん理由はそれだけじゃありません。ひどい顔色です。

今にも倒れそうで見ていられません。貴女はきっと休んだらもっと授業についていけなくなると思っているのでしょう。
気持ちはわかります。グリムさんもいますしね。
でもだからといって無理をする必要はありません。貴女には頼れるご友人も先輩もいるでしょう。

──僕とかね。
女性のそれは望んでいなくてもなってしまうものでしょう。ですが必要なものでもある。
自分では制御のできないものがきてしまったのなら、周囲の使えるものを使えばいいんですよ。
貴女は唯一の女生徒なんです。それくらいの我が儘は許されて然るべきです。

わかりましたか?では、帰りますよ。
貴女が休んでいる間のことはなにも心配しないでください。僕がすべて上手くやっておきます。
生理痛