僕のような人間はね、貴女のそういう顔が大好物なんです。もっと泣かせたくなるし、もっと恨んでほしい。
その感情が僕の糧になります。…なんて冗談ですよ。
慈悲深い僕がそんなことを言うわけないじゃないですか。貴女の涙を止めたいと思ってます。本当ですよ。




でもいつまでもそんな顔をされていては僕も素直になれません。いつもの貴女に戻ってください。
そうすれば僕もオクタヴィネルの寮長として、公平に振る舞いましょう。