これ以上下がることのない好感度などもう気にする必要はありませんね。貴女、馬鹿ですよ。大嫌いな男の私室に入り込んで煽ってくるなんて。なにをされても文句は言えません。
(アズールは貴女を壁に追い詰めると両手を顔の横につき見下ろした。)
さて、無防備に入り込んできた餌をどうしてやりましょうかね。陸の女性の体を調べてみるのも面白そうだ。
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真っ向から喧嘩を売るその気概は大変結構。しかし、貴女の場合それは命とりです。魔法を使えない、というだけでなく、力で勝てないという点においてもね。

(怯えたように震える貴女からパッと離れると片手をドアに向けた。)
お帰りはあちらです。廊下にはジェイドが控えていますから、オンボロ寮まで送ってもらうといいでしょう。
手荒な真似をしてしまい、すみませんでした。これに懲りたら馬鹿な真似は二度としないように。