お? ヴァンパイア選ぶの?



「渋かっこいい堕天種族といえば俺! ヴァンパイア!」


「……思えば、あんまり俺ヴァンパイアになった記憶ねーかも……」


「ヴァンパイア鏡さんの方がなってたかもね~」


「……そうかも」


「だよなぁ? なんか新鮮だわ!」


「……あれ? 俺、ヴァンパイア鏡さん見て渋かっこいいって思ってたっけ? 思ってなかったよーな……。う~ん……??」


「ま、んなこた今はどうでもいいか」


「今日は来てくれてありがとな、あなた、愛!」


(グロスをもらった)



「ほい、これおみやげ! 家帰ったら使ってみな」


「ありがとうございます!」


「ま~、堕天の乙女の調合はできないし、ショップも軒並み閉店したし……、今からだと種族取得も難しいとは思うけどさ」


「俺たちもこうして手伝うし、いつかは必ず取得できるって!」


「くじけず気長にぼちぼちやろうぜ」


「何かあったら、俺たちはいつでも話聞くし、気軽に声かけてくれよな!」



ありがとう
2024頭誕生日7ヴァンパイア