りょーかい! ムルムル鏡さんと~じょ~♪

「やっべ、ムルムル鏡さん表に出てくんのめっちゃ久々じゃね? 一年はご無沙汰だよね~!」

「うちのご主人様の堕天メン、まじ陰キャすぎだよね~! 別に全然構わないんだけど~、あなたたちにはつまらないかなって地味に心配してるっていうか~!」

「堕天の乙女様ももっと遠慮なく話しちゃってよ! ムルムル鏡さんたちも暇だしさぁ、誕生日プレゼント贈ると思って、ね?」

「………………」
(初めて触れる陽気さに、ちょっと引いてしまう)

「あ、ちなムルムル取得してんの、うちでは鏡さんだけ~!」

「あなたもムルムル取得すんのが楽しみだよ~! 頑張って!」

「あ……、は、はいっっ!」

「とゆーわけで、ムルムル目指す堕天メンとその乙女にはこれあげちゃう~」
(グロスをもらった)

「それ使って、愛を深めてほしい~的な~?」

「そのグロスには、二人のらぶらぶ度アップ効果があるっしょー♪」

「そ……、そうなんですか……?」

「あとは実際に試してみるべし~! ムルムル鏡さんはこれで退散するから、ごゆっくりどーぞ♪」

「あ、明日は明日で待ってるからねー!」
(鏡は、鏡の中へと吸い込まれるようにして入っていく)
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