マンモン鏡さんを選ぶとはなかなかいいセンスじゃないか。

「わあっ、こんにちはです、マンモン鏡さん!」

「強そうです……!」

「当然だ。マンモン鏡さんは強い」

「……決して扱いが悪い種族ではないんだ……」
(何かあったのだろうか?)

「ごほん!」

「マンモン鏡さんを選ぶセンスのいい堕天の乙女様にはこれをやろう」
(グロスをもらった)

「早速使ってみるといい。マンモン鏡さんくらいに強い悪魔になることを願っている」

「ありがとうございますっ……!」

「では、明日また待っている。今日はさらばだ!」
(鏡は、鏡の中へと吸い込まれるようにして入っていく)
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