ふ~ん……、フルーレティ鏡さんをわざわざ選ぶんだ。

「……ま、雪の属性かなり上げないといけないしね。あなたにはまだまだ無理だよね」

「は……、はい……」

「もう堕天管理局もないからね。堕天の乙女様の一生かかっても無理かもね」

「……さすがにかわいそうだしね。ちょっと恵んであげる」
(グロスをもらった)

「もう堕天の乙女っていっても調合もできないんだから」

「わざわざ魔界で貴重なグロス入手してきてるんだよ。感謝してよね」

「あ、ありがとうございます……!」

「ふぅ……、じゃ、もうこれでいいよね」

「フルーレティ鏡さんは、暇じゃないんだ。帰るよ」
(鏡は、鏡の中へと吸い込まれるようにして入っていく)
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