アマイモン鏡さんだ。



「……特別何か変わるってわけじゃないけどな。ご主人様、いつものデュラハンと夜叉にプラスでアマイモンを裏種族にしておこうか迷ってたくらいだし」


「そうなんですか？」


「まぁな……。うちのご主人様、酒が嫌いだからな。あと、この姿のキャラも酒嫌いらしいから。そのせいだろうな」


「しかし、堕天の乙女と盃を交わせたら幸福だろうなぁ……」


「アマイモン鏡さんには無理そうだから、あなたにその夢を託そう」


（グロスをもらった）



「ありがとうございますっ！」


「ま……、どんな酒より堕天の乙女の精気の方が、ずっと極上なんだがな」


「乙女の精気は、味わえる時に味わっとけよ。いつ何時、何が起きるかわからねぇからな……」


「……とりあえず、アマイモン鏡さんは、明日の準備もあるし、今日はこれで帰る」


「明日、皆で語り合えるのをまた楽しみにしている」


（鏡は、鏡の中へと吸い込まれるようにして入っていく）



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