ありがとう……。

「……愛ちゃんは、まだ種族……」

「えと……、妖魔……です」

「……具体的な目標があった方が、頑張れるかな?」

「俺も全種族取得しているわけじゃないから、明日また頭ちゃんにも頼むつもりだけど……」

「頭ちゃんがなれなくて、俺がなれる種族……、今ここで見せてみようか」

「鏡くんがなれる種族……!」

「えっと、頭ちゃんは敬語種族はコンプしてるから……」

「あ……、あと、デュラハンと夜叉はいつもだから、それは除くね」

「わかりました!」

「マンモン、ムルムル、インキュバス、アマイモン、オーガ、グリフォン、フルーレティ、蝶化身……」

「……かな」

「……インキュバスとグリフォンとフルーレティは、タダシちゃん、慎ちゃん、マナちゃんでおなじみかもしれないけど」

「どれも強い種族ですね……! あなた、どれを鏡くんにお願いしましょうか?」
マンモンムルムルインキュバスアマイモンオーガグリフォンフルーレティ蝶化身