(ケーキを食べながらおしゃべりしつつ、時間は過ぎていった)

(大きなケーキだと思ったが、8人で分けるとちょうどいいくらいだろうか)

(ケーキも食べ終わり、そろそろお開きといったムードになる)



「お飲み物のおかわりはいりますか? お皿は下げますね」


「はい! ……」


「あ! 忘れるところでした!」


「どうかしたの?」


「そ、その! タダシくんに誕生日プレゼント用意しましたです!」


「そんな、本当によかったのに……。……ありがとう。かえって気を使わせちゃったかな?」


「そ、そんなことないです! ……あなたとも話して、少しでも何かプレゼントがあった方がタダシくん喜ぶと思って……」


(愛が目くばせしてくる。頷き、タダシにプレゼントを手渡す)

(用意したのは……)



花束
クッキー缶
メッセージカード
2024タダシ誕生日7