「これは俺、99票もらったんだ。で、100位が100票なんだよね。あと1票あったらランクインできたかなって感じ」


「この時は蝶化身鏡さんだったかな? ランクインにはまだ少し遠かった気がするけど、メダルは2個もらえたよ」


「俺は……、『姫、拙者をた・べ・て(はぁと)』みたいなコメントでエントリーしたような気がするけど……、意外と健闘できたと思う。メダル1個もらえたよ」


「今回のお題は、バレンタイン司祭……。私は、プリーストという髪型を使い、聖夜プリーストという魔装を着ました」


「説明がないとわからないだろう。ひげがある方が私だよ」


「バレンタイン司祭は、当時禁止されていた兵士の結婚式をこっそり行っていた……という話があってな。それをイメージしたのが、私と頭くんだよ。私はこの時マルスになっていたかな」


「ああ。ちなみに私と頭くんがつけている花吹雪みたいなアクセは、バレンタインイベントの特効アイテムだ。……あっても手応えが感じられるほどの恩恵はなかったがな」


「一応、“St.”って聖って意味だから……。頭くんと慎次くん以外にもささやかながら聖要素を出そうと思って、俺たちも天使系のアクセを置いたんだよね……」


「あ、前年のホワイトデー特効が、俺がつけてる天使さんなんだよ」
第79回「St. Valentine」