HAPPYHALLOWEEN
子どもにお菓子を配るカボチャさん。太らせたところを食べるそうです。



「初めてうちから複数ランクインした時のフォトコンですね」
(なぜ私が87票しか獲得できず、93位なのだ……!!)

「私は頭くんより1票少なく、86票で100位入賞だ。……頭くんの写真は、頭くんのプロフィールから飛べるから、私の方が順位は下だが、このページトップには私の写真を使っているぞ」

「フォトコンは、票数が同じだと、先にエントリーしたひとの順位が上になるんだよ」

「あ、ちなみに俺はランクインはしてないけど、なんとかメダル2個もらえました」

「こん時はヴァンパイア鏡さんだったねえ~。ヴァンパイア鏡さんもぎりぎりメダル1個もらえたぜ」

「俺はメダルもらえてないです、はい……」

「鏡さんと頭ちゃんは、人間界における誕生日が9月末でさ~。で、そん時デビリンクイベントっつー……、お互いの魔装とかアクセを一時的に交換し合うイベントが開催されることになって、ま、忙しいし誕生日会は後回しってことにしたんだよな」

「イベント終わった頃、この年のハロウィンガチャ来て……」

「あ、そうそう。この年のハロウィンガチャ、“Halloween Night ガチャ”っていうの。……前年のハロウィンフォトコンのお題、“Halloween Night”だぜ? 前年のガチャと名前入れ替えとけよって感じだよなぁ~」

「ま、そんな話はともかく、ご主人様は鏡さんと頭ちゃんへの誕生日プレゼントに、Halloween Night ガチャを11連してくれたんだよ!」

(絶対私たちの誕生日関係なく11連したぞ……)

「ご主人様は、最高レアの魔装、HW☆ウィザードってやつが気になってたんだよ。……でもま、最高レアだし、まず当たんね~だろうなって思ってたら……」

「なんと!! 2着も引けちゃったんだよ!! ……すごくね?」

「そんで、HALLOWEENガチャ2015? で合ってる? アクセガチャの方も13連してくれたんだよなー。まじで太っ腹だよな!」

(私たちの誕生日を祝うなら当然だ!)

「頭ちゃんのそのカボチャヘッドもそのガチャからのなんだぜー」

「せっかく新作SSR2着も引けたからってことで……、頭ちゃんと一緒に写真撮ったんだよな」


「これこれ! 残念ながら同じくSSRであるこの魔装とセットの帽子の方は出なかったけどさー。頭ちゃんとおそろいにすんならもともと合ってない気もするし、別の帽子で代用したんだよな。なかなかイカしてるだろ?」

「あの……、鏡様。その辺りは、フォトコンと関係ないのでは?」
(話が長いな……)

「ん? ガチャの結果でフォトコンにエントリーする魔装も決めたわけだし、無関係じゃないだろ」

「それに、こーやって頭ちゃんと着替えて楽しめた最後の誕生日に関してのことだしさ~、あなたくんや愛ちゃんにもいっぱい語りたいじゃん」

(う……。また魅了の術を使っている……)

「色は、鏡さんの方がデフォだぜ~。やっぱハロウィンといったらオレンジと紫! ってイメージはあるから、頭ちゃんには紫の調合したんだよな」

「……そのガチャから出たHW☆POPデビルを着たのが私だな」

「コメントの“N”は抜け落ちているわけではなく、同じガチャから出てきたラフテープというアクセを使ったらちょうど最後の“N”だけ隠れたからこそのコメントになっている。……ラフテープは、顔(目)も隠せるようにできるんだ。面白いアクセなんだが、2個しか出なくて、遊び倒すことはできなかったか」

「……この髪型であの魔装を着るのはどうかと思ったし、髪型はさすがに変えた。メガネも外したんだったな」

「俺は、この年に追加されたハロウィンイベントの魔装着てる」

「ヴァンパイア鏡さんは、唐突に来た新作パーティイベントの魔装だな! パーティイベントっつーのは……、種族ごとに集まるイベント、かな?」

「俺が着たのはハロウィンイベントとは関係ないイベントのなんだ。魔導読本っていう……、確かこの年の春か初夏辺りに来たイベントで、主席魔法学生っていう魔装なんだけど。……このカラーだけ、主席魔法学生:Halloweenって名前でね。『あ、ハロウィンに着なくちゃ』ってなったんだよね」

「あ、帽子はこの年のハロウィンガチャからだね……。HW☆ダブルレイヤーハットってやつかぶってるよ」

「装飾が細かくてかわいい帽子だって乙女が言ってるよ。……写真では光で見づらいかもしれないけどね」

「これは2022要素ふんだんに詰め込んだ写真ばかりだなー。それほど賑やかなハロウィンだったとも言えるけど」

「マナちゃんと二人だけの時のハロウィンは、新作もイベントも何もなく……、ただ復刻ハロウィンガチャがあるだけだったからな……」

「確かに。あの時の分のハロウィンが、この年に詰め込まれたって感じだったかもしれないね」