





「“冬の情景”の夏バージョンだねえ。……こっちはみんなしてすべった感あるんだけども」

「タダシさんのはあれだね~。夏……スイカ、朝顔、ひまわり、海、風鈴、夏祭り――ラムネ。みたいな」

「…………わかる人いるのかね」

「結局私はまたこの姿で出て……」

「頭ちゃんはネフィリムだったかな……」

「そうそう! 色んな夏があって楽しかったなー!」

「あ、そうだ~。このフォトコン投票をしている時、記念すべき調合レベル100到達しちゃって……。フォトコン投票でレベルアップしても誰も祝ってくれないんだよね。マナトさんに祝われたかったなぁ……」

「もー。別に100になったからって俺から特別なお祝いがあるわけではないと思うけど~……」

「……マナトさんと一緒にレベルアップしていきたかったな」

「………………」

「も…………さ、ほんとに過ぎたことなんだし……。も、いいでしょ」

「これからは……、また調合でも堕天メンでもないレベルを一緒に上げていければ……」

「………………」

「……さて、このアルバムはそろそろしまおうか」