



「タダシはんの初フォトコンじゃのう」

「……まだ容姿があやふやで……、それで天蓋かぶされたんだよね……」

「過去の写真を見ていると、私が異形頭担当になった経緯というのもよくわかるような気がします」

「乙女の本命チョコを狙う……って感じだったね」

「俺は…………、『やめて! 私に乱暴する気でしょ! エロ同人みたいに!』みたいなノリだったよね」

「こん時はムルムル鏡さんだったね~! 性別も女の子になってた~! かっわいーっしょ♪」

「ギャルな女友達のことが好きになっちゃった乙女がバレンタインに本命チョコを渡すけど、肝心の友達は友チョコとしか思っていない……的な!」

「セツナイ片思~い☆」

「ほんとはメフィストになれたらサイコーだったんだけど~……。残念ながらメフィスト鏡さんにはなれなかったね~、無念……!」

「鏡にとってはメフィストは最後の難関だったろうねぇ……」

「そーんなメフィストを超えるよーな新種族もチョー楽しみにしてたんだけど……。残念な結果になっちゃったよね~」

「ほんとう……、クソ真面目堅物種族がほしかったなぁ……」

「せめて聖バフォの敬語なしを……!」

「はいはい、もー言ったとこでほんとにしょうがないことなんだから……!」

「どうせアザゼルと聖バフォが混じった俺はそんな感じだよ」

「もっとクールな子もほしかったですねえ……。デュラはシャイでかわいいし、グリフォンは無感情系だし、その中間くらいの……。よその子マルスの性格みたいな感じの……」

「もー。あんまり過ぎたことぐちぐち言ってると襲っちゃうぞ?」

「タダシさんのインキュバスも本来隠すはずだったのに、ばっちり来る種族が来なくて全然隠せてないから……! 俺も種族が増えなかったことに関しては大変遺憾でございますよ!」