
「正直マナトさんはもう特に着せたいのがなかったからネタ切れでいつぞやの夏の情景フォトコンと似たようなコーデで終わったのだわ」

「……」

「まぁでも、マナトは緑ブレザーだから……、やってることはマナトらしくないけど……」

「ま、とりあえず、『ま、いいかな』って」

「なんで俺だけすっごい雑なの」

「とはいえ、これで終わりではなく……」


「この状態にしてたかな」

「保存忘れちゃったんだけど、これをセピアに加工したものを、最後の投稿コーデにしたんでした。……あ、その時のマナトの表情は笑顔でしたよ」

「でもまぁ……、姿固定のマナトとタダシに着せたいものは正直もうなかったようなもんなのよ。タダシも、鏡が手いっぱいだったから男子は駆ける着せたようなもんだし……」

「………………」

「ま、気にするな!」

「どーせ今さら何言ったってしょーがないんだけどね…………」