
「広場エラー出るんだけど……」

「マナトらしいね」

「え、俺のせいなの?」

「ま、まぁそれはともかく! お誕生日おめでとう!」

「6年か……」

「つまり、本来なら今日あの魔装もらえたはずだったのか!!」

「あー…………、そうなるよね?」

「はあ…………」

「あのさあ……、俺誕生日なんだけど?」

「おめでとう……。はあ……」

「全然祝われてる気しないんだけど」

「マナトくんの誕生日……か。……堕天管理局も終了して、2年経ったんだね」

「2年? もう3年くらい経ってる気分」

「……最近忙しそうだよね」

「今月後半はかがみんと頭タソの誕生日もあるのにな!」

「あんまり無理をするな」

「本当に……。別にお祝いするのは義務では……」

「あ、でも……、今年は頭、誕生日にはベルゼブブになっておくんだよね?」

「…………そういえば、そういうお約束でしたね」

「……俺たちの誕生日の話はともかく。……どうするんだ? 今後」

「最近、色々……考えてるよね」

「…………そうね」

「まだ具体的には決めてないけど……、愛には悲しい思いをさせるだろうか……」

「そんなこと言ったらとっくにさせてない?」

「……デスヨネ」