「はぁ……、救急車れべるだったとは」


「めっちゃ心配したんだから! 救急車呼びたかったのに!」


「一応、意識はあったし……。しんどかったけど、痙攣とかはしてないし、動けないわけでもなかったしね?」


「スポドリ飲んだらかえって気持ち悪くなってたよね……。さすがに心配したよ」


「改めて、熱中症……というより、暑さがどれほど危険かわかった気がするね」


「そう思うと、やはり氷河期入りした方がいいのでしょうか……」


「それはさすがに短絡的だって……」


「昨日の……まぁ夕方からか? それから日付変わる頃になってようやく少し落ち着いたから……、結構回復までにも時間がかかるんだな」


「自分でも驚いたよ。せいぜい一時間くらい水分補給して涼しいとこで静かにしてれば治まると思ってたし」


「はぁ……。ほんと夏って油断できないね」


「動物ドキュメンタリーとか見てると、乾季ってほんと大変だな~って思うけど……。最近の夏は、他人事じゃないみたいだね……」
日記帳みたいな何か46