
「タダシはん死教にしたら、ぶち殺してくる敵多すぎひん? 復活呪文覚えてないの詰む」

「私の頭が飛んじゃいましたね……」

「ふつーに被り物だけ飛んでくならともかく、斬首だからね……」

「というかまぁ……、転職したら経験値も0になるわけだから、経験値揃えるのも意味なくなっちゃったよね」

「あと司教だからね? なんか違う言葉使ったでしょ?」

「あとすなちゃ幸運全然上がらなくて遊楽者なれない……」

「上がるの待ってる間に魔術師呪文マスターしちゃったよね……」

「ちょうど強い弓手に入ったし、かがみんの武器は麻痺与えられる槍に戻して、すなちゃは狩人になるべ」

「えぇ~、僕、後ろから狙い撃ちするとかそういう卑怯なこと好きじゃないよぉ?」

「どの口が言ってんだか」

「俺は錬金術師……か」

「なんというか、このペースでいくと、錬金術呪文マスターした直後僧侶呪文とか習得してくの難しそうじゃない?」

「そんな気がしますね」

「マナちゃんとすなちゃん両方の魔術師呪文の回数が減ったから、魔法の連発が難しくなったな」

「なかなかしんどいもんだねー。魔術師呪文は司教のタダシはんに期待した方がよさげ?」

「あー……、そっちの方がいいかもね?」

「鏡様と私はいつ転職しましょうね……」

「使用人外すと、回復できるのが完全にタダシはんだけになっちゃうから、今はまだ無理だよね……」

「マナトが錬金術マスターしても僧侶呪文覚える職業や召喚師になれなければ、マナト使用人にして、鏡と頭も転職……する?」

「マナトが使用人とかめっちゃ不安なんだけど」

「使用人鞄重そう」

「はあ……、私でなくとも大丈夫でしょうか……」

「俺と頭ちゃんを魔法使いにして、マナちゃんは使用人? 前衛大丈夫か?」

「それもそーだわ」

「う~ん……、俺が錬金術呪文マスターする前に、普通じゃなれない職業にもなれるようになるといいよね……」