
「あ、誕生日だわ……」

「28歳……」

「宝箱で変動するからね」

「目指せ0歳」

「鏡もようやく召喚呪文マスターしたから、性格中立に戻して盗賊っ!」

「盗み……まではまだ遠そうだけど、またがんがん攻めるんだな」

「盗賊は後衛でもいいんだけどね。君主の僕以外絶対前衛職いないしね」

「私も男に戻れましたね……。……女性専用装備つけた後で」

「まさかこうも早く性転換できるとはなぁ」

「俺の時は時間かかったのにね」

「それにしても、誕生日私だけ1日ずれてるね」

「何かの時に一人だけ宿に泊まったんだっけ?」

「一人一人に固有の時が流れてて、時空歪んでるな」

「ま、まぁそこは……、そういう設定なんだね」

「ようやく最終職になれたって感じだね! どんどん強くなってこー!」