
「今年は呼ばないのか? 愛ちゃんとあなたくん……」

「忙しそうやし」

「う~ん…………」

「まぁ……、またみんなでパーティできるといいよね、クリスマスに限らず、さ」

「みんなそれぞれ都合っていうものがあるもんね」

「私たちは私たちで楽しもうっ」

「鏡も僧侶呪文をマスターし、魔術師になったか……」

「氷の呪文ならすごく強くできるアイテム入手したけど……」

「最初は氷の呪文使えないよね。もうちょっとレベル上がってからが本番かな?」

「あ……、鏡くんのおさがりで私、強い武器ゲットだね。これで戦闘でももっと大活躍できそう!」

「俺は一気に攻撃力が落ちるからな……」

「でも、戦士の時の体力を引き継いでいるから、体力だけは今のところ誰よりも圧倒的に高いな」

「また俺が前衛に出るの? それとも鏡くんは前衛のまま?」

「……今んとこ二番目に体力低いのマナちゃんだけど、前衛にいるんだよなぁ……」

「私は逆に前まで魔術師だったのが響いてるよね。神女になってるうちに体力上がるといいけど」

「盾役にはなっててもらおうか。……多分、盗賊になるまでずっと前衛にはいそうだね」

「そうなりそうだな」