おっと…ふふ、これが噂に聞くひっつき虫さんかな?
どうしたんだい、マスター

(予備動作もなくあっさりと抱き上げられた)
(…そんな、大したことじゃないんだけど……)

君がそんな顔をする事なんだ、僕には十分大したことだよ。
もし、話せる事なら僕に聞かせてくれないかな?

(優しく頭を撫でられた)
甘える