名前:小鳥遊 ホシノ

連邦生徒会を85回襲撃したくなった

いいねぇ~


私の言葉にFOX小隊らしき人達は驚いた様子だった。

「……何故知っている?」

「えーと、ミヤコちゃん……月雪ミヤコちゃんって知ってるかな」

「うん、知ってるよ」

「ミヤコちゃんが貴方達のニュースを見てSRT入りを決めたって言ってたから……気になって私も動画配信サイトに残ってたあなた達のインタビュー動画見たんだ」

確かにミヤコちゃんが憧れるのもわかるぐらいかっこよかった。
そのFOX小隊が何故ここにいるんだろう。
矯正局にいるって話を聞いたけど……

「……あー、あの工場の時か」

「それでその、特殊部隊の人たちが私をどうして調べてたのか聞いても……?」

心当たりはある。
だって私は元々キヴォトスの生徒ではない。
後から出来たスワンプマンなのだから。

「それは……」

「カタリちゃんって小さい子が好きって聞いてね。危険な人じゃないか調べてたんだよ」

「えっ、私が危険!?」

ピンク髪の子の言葉に驚く。
私そんな危ない真似はしてないつもりだけど。

「わ、私は何処にでもいる普通の女の子だからね!危なくなんかないよ!」

「何処にでもいる……?」

「じゃあ人に抱き着いて匂いを嗅いだりはしないの?」

「それは危ない行為じゃないでしょ?」

私の言葉に金髪の子と灰桜色の髪の子が呆れている様子だった。
スキンシップしてるだけなんだけどなぁ。

「カタリちゃん、ミヤコちゃん達と仲良いって聞いたんだけど……」

「うん、一緒にシャーレの当番したりした事あるよ」

「そうなんだ。でも私たちと会った事は秘密にしてくれるかな」

「え、どうして?」

もしかして脱獄中かな。
いや七囚人でもないんだしそんな訳ないか。

「……私たちは本来まだ矯正局に収監されていなければならない。だが今はある作戦のために仮釈放されている」

「あ……成程。特殊部隊の秘密の作戦なんだ」

「まぁそうね。だからあんまり目立った真似はしたくないわけ」

「いやー、まさか聞き込みから正体バレるなんてねぇ」

「ま、まさか私消されちゃう……!?」

「いや、私たちは市民に危害は加えない」

本気で心配はしてなかったけど、茶髪の子がフォローしてくれた。
この人が確か隊長だったかな……

「ところでカタリって各学園の事に詳しいの?」

「詳しいっていうか、一応色んな学園に友達はいるよ」

「へぇ~、たくさん友達がいるって噂も本当なんだ」

「そうだね、あなた達とも友達になれたらいいなーって」

ダメ元で言ってみる。
特殊部隊の友達とかかっこいいよね。

「そういえば貴女達の名前知らないよ!私は知られてるのに!」

「カタリちゃんって有名人だから仕方ないんじゃないかな」

「まぁFOX小隊って知られてるなら隠す意味もないよね」

「……そうだな。名乗っておこう」

第二部プロローグ07