「ホシノ、ハッピーバレンタイン!」
わ、ありがとうカタリちゃん。
わざわざ用意してくれたの?
「うん、愛を込めての手作りだよ!」
ちょっと照れちゃうけど嬉しいなぁ。
最近忙しそうにしてたのはチョコ作ってたから?
「うん。お世話になった人たち皆に配ってたんだ」
そうなんだ~
ゲヘナの人たち?
「ゲヘナと、トリニティと山海経とヴァルキューレの子に……RABBIT小隊の子達にも配ったよ!」
……えっ?
「あ、ヘルメット団の子達にも配ったんだった」
そ、そんなにチョコ作ったんだ。
凄いね……
「あ、もしかして妬いてる?」
いや妬かないけど……
身体は大丈夫なの?
「作るのはフウカが手伝ってくれたから大丈夫。色んな学園を配って回るのは大変だったけどね」
本当にカタリちゃんは凄いねぇ。
「でもちょっと疲れたかな……膝貸して~」
いいよ~
今日はおじさんの膝でゆっくり休んでね~
「あ、チョコは出来れば帰ってから食べてね……」
あれ、どうして?
「秘密」
秘密なんだ~
まぁいいや。
カタリちゃんがそうして欲しいならそうするよ~
帰宅後