名前:佐野万次郎

マイキーの頭を181回なでなでした

もふもふ

そんでさぁ、その時タケミっちが───


(──よく晴れた休日の午後。普段のように遊びに来た万次郎の相手をしていると、ふいに向こうの物陰から刺すような視線を感じて顔を上げた)

(そのまま辺りを見回してみるが、人影はない。気のせいだったのだろうかと首を傾げつつも、万次郎の声に耳を傾ける。……数秒もしないうちに、また強い視線を感じた)


(………、蛇に睨まれている気分だ)