名前:佐野万次郎

マイキーの頭を181回なでなでした

もふもふ

──あ、やっと見つけた!!


(万次郎と顔を合わせなくなってから一週間。本格的にどうしようか悩み始めていたところで、ばったりタケミっちくんに出会った)


○○さん!!
あのっ、マイキー君とケンカしてるって聞いて、オレ、居てもたってもいられなくなって…!
お願いだからマイキー君と仲直りしてくれませんか!?

マイキー君、最近全然元気なくて……ドラケン君に聞いてみたら、「そういや○○さん見てねぇな」って教えてくれて!
マイキー君はマイキー君で全然話してくれねぇし…。


(……別に喧嘩をしたわけではない。万次郎があまりにもすぐ拗ねるから、ちょっと放置しただけで。……だって、まさかあんなにも悲しそうな顔をされるとは思っていなかったのだ)

(タケミっちくんの真っ直ぐな視線に、思わず目を逸らしてしまう。………。そう言われても、どう切り出せばいいのか分からない。自分だって困っているのだ。行き場の無いモヤモヤ感に苛まれ、口を噤んで沈黙を続ける)







だって……このままだと……!!


(ズズッと鼻を啜る音が聞こえてハッと顔を上げれば、なんとタケミっちくんが目尻に涙を溜めていた。……何故かタケミっちくんが泣いている!!)

なんでタケミっちくんが泣いてるの!?(あわわ)