……ウン。
人生何があるかなんて分からねえし、○○さんの言いたいこと……理解してる。
でもさ。そんな来るかどうかも決まってない未来の別れより、オレは今を大事にしたい。
もっとアンタのことが知りたい。
覚えてる?
初めて会った公園で、アンタが泣きそうな顔しながら絆創膏を貼ってくれたあの日。
オレ、すごく嬉しくて。
やっと会えたって、そう思った。
アンタは覚えてないんだろうけど、オレ……見たことあるんだ、アンタのこと。
でも全然変わんねーんだもん。
アンタに抱くこの気持ちがなんなのか、自分でもまだよく分かんねーけど……○○さんのことは特別だと思う。
だから○○さんが何らかの事情で目の前から消えちまっても、何度だって探しに行くよ。
○○さんなら、絶対諦めない。
だからオレもそうする。
たとえそれがこの世界じゃなくても。