……は?
(あなたが自分の名前を押し終わった瞬間、後ろから聞こえてきた声に驚いて体ごと振り返る。そこには口をぽかんと開けてこちらを見下ろす万次郎の姿があった)
……偶然??
もっかい押して。
(すぐに近寄り床に膝をついた万次郎に頷き、もう一度自分の名前を押す。少し離れたところから、エマの困惑した声が聞こえてくる。……やはり信じてもらえないのだろうか。あなたは悲しくなりながらも、もう一度前足を動かして自分の名前を押した)
…………、○○さん?
○○さんなの?
(ワン、と肯定し、今度はま、ん、じ、ろ、う、とボタンを押す。途端に視界がひっくり返り、気が付けば大きな体に全身を抱き竦められていた)

……なんで犬になっちゃったの??
どこか痛いとこない?ヘーキ!?
そっか。変な犬だと思ってたけど○○さんだったんだ……納得。
とりあえず元に戻るまでオレんちに泊まってけよ。なっ!?
ポメちゃんって○○ちゃんだったんだ…。
不思議なコトってあるんだネ……。(万次郎たちの協力を得ることに成功した!))