へぇ……。
(隣に座って夢中で漫画を読んでいたMにそう言ってみた。
ずっと無防備にあなたの腕に身体を密着させてくるバグった距離感。
他の誰と違うMの甘い香りについつい、出来心でずっとスベスベの太ももを撫で続けたせいで
ムラッとして出たいつものセクハラ発言だった。)

「え?」
(気付けばさっきまでのリビングのような空間ではなく、寝室にいた。
となりのMを見ると、Mはあなたと目を合わさずに膝の上に座ってきた。)

アンタって
俺のことナメてない?
俺がそんな簡単にさぁ
レイプしてきた男を好きになって、男のくせに男の人と結婚するって思ってンならさぁ……

(あなたの首に腕をまわして抱きついてきた。
そしてすぐに、耳に柔らかくてしっとりしたものが当たった。
こ、これは、Mの唇が耳に当たってる。)
俺が
男の人にレイプされて、泣いても抵抗しても許してもらえなくて、レイプでメスイキするまで何度も何度もたっぷり犯されて
俺がメスにされて、レイプした男の人好きって脳まで犯されて
男の人と結婚して、
いくら中出しされても妊娠できないのに、毎日子作りレイプされるの……
(耳に時折、Mの唇が掠める。
Mがわざとらしいほど卑猥な単語を使って話す。
どれもあなたが言ったことがあるような卑猥な単語で、
あなたの教えた単語だと理解できる。)
どう?
レイプで男の人に堕とされて、結婚するってことは
相手がアンタじゃないかもしれないってことでしょ?

(Mの方へ顔を向けようとしたら、景色が変わっていた。)

興奮した?
ばーか。
(からかわれた)
→
寝取られる→
興奮した→
やっぱりMとは純愛ルートだよな!