(Mが本を読んでいる間に後ろに回ってみた。

ふわりとMの甘い匂いがする。

白く美しい肌に映える黒い髪。うなじにあなたはゆっくりと顔を埋めた。)

うひゃああっ!?

なに!?何事!?

(ビクンッと肩を揺らして暴れようとしているのを抱きしめてホールドした)

なに、なんで、なにするの?

こわいよ、やめてぇ……ッ

(柔らかく細い髪の毛があなたの頬にあたり、Mの甘い香りが強くなる。

唇に当たる肌は瑞々しくすべすべだ。

Mは本当に怖いみたいで、震える手で抵抗してくる。

可哀相なので開放してやったら、すぐに距離をおいてこちらを振り向いた)



お願いだから、怖いからもうやめて……。

 
うなじに顔を埋める