それは私の方だろう。

お前は我々のような強さはないが、それを補って余りある魅力に溢れている。◯◯自身に自覚はないようだが。

この男と番うことが出来たことに感謝せねば。











──長老、女王の命令であっても、私は大人しく人間の奴隷になる気はない。
私がこの身を委ねるに値する人物かこの目で見極める──


──待ちなさいドロウ。……ドロウ!──




(思えば里を離れた頃は意固地になっていたな……フフ)

(本当に相手が◯◯で良かった……)







(ぎゅっ)

なんでもない。なんでもないから少し抱きつかせろ……♪
俺にはもったいない