オーロラライジング単独の素晴らしさとしては、やはりチームの絆を丹念に描いていることですわね。

初めは、あいらとりずむの2人で始まった物語。
そこに、みおんが加わってチームとなっていく様子が3クールぐらいかけて描かれますわ。

あいらとりずむの2人だけでは、お互いのことしか見られません。
でも、そこにみおんが加われば、3人がチームとして前を向いて歩けるようになる。

その関係性は特に、りずむがオーロラライジングを求めて暴走した時に出ていますわね。

あいら1人では、りずむを救えません。
この2人はお互いを思う気持ちが強すぎるので、お互いを見ることはできても、そこから新しい道を目指すのは難しいですわ。

しかし、そこにみおんが加われば、チームとして歩いていけます。
3人が揃うことで、りずむがみんなに本当の気持ちを伝えるエンディングを迎えることができますわ。

最後は3人がそれぞれ独自の技を獲得しつつも、並び立つエンド。
個性の違う3人が並び立つ様子が楽しいですわね。
オーロラドリーム単独感想