オーロラドリームは家族のお話も重要ですわね。
この作品の独自性はここに宿っていると言っても過言ではありません。

後のシリーズと比べると、オーロラドリームは家族同士が密接に絡んでいますわ。

あいらの母は、りずむの母であるそなたのスタイリスト。
そなたはあいら達の事務所、プリティートップの社長である今日子のライバルでした。

そして、そなたを指導したのは今日子の母親であるケイですわ。

今作の物語の中心は、りずむとそなたの関係にあると言っても過言ではありません。

オーロラライジングという技を完成させるため、そなたは家族を捨てましたわ。

りずむは母親への想いから自身もオーロラライジングを目指しますわ。

しかし、オーロラライジングは危険な技。その様子を見て、周りのみんなはりずむを心配しますわ。

最終的にりずむを支えたのは、チームの絆でした。
そして、りずむはオーロラライジングの続き、オーロラライジングファイナルを成功させて、母親そなたと家族に戻りますわ。

13年の間、失われた時間は戻りません。しかし、素晴らしい仲間と家族に囲まれ、りずむの孤独は終わりを告げますわ。
オーロラドリーム 家族のお話