あはっ♡嬉しいな~♡♡ご主人様の方からこうして束縛してくれるなんて…
(繋がれた片手とは逆の手が、ゆっくりと、まるで××の体を愛しげに撫でるかのようにその曲線をなぞり…××の懐から手錠の鍵を奪い取った。)
自分の片手を犠牲にしてまで選んでくれたんだから、ご主人様が不自由しないよう、一生懸命尽くすからね…!
(ハァ…♡と、熱っぽい吐息を漏らしながら、黒いマスクをゆっくりとずり下げると、赤い舌が妖しく見え隠れする。まるで××の目を引くように、あえてその舌を見せているかのような動き。
舌に鍵を乗せ、口に含み──ゴクン。と音を立てて嚥下する。依央利は、ただ満足そうに××を見つめていた。)