…キス、ですか。
んー…わざわざそんなことしなくても、僕たちにはもっと確実に服従を証明できる契約書があるじゃないですか。………ですが
(依央利は、口元に手を当て暫し考える素振りを見せたあと、××が差し出している脚に視線を移し
脛から足の甲、爪先にかけてするりと指先でなぞった。
くすぐったいような感覚に思わず視線を下ろすと、妙に含みのある笑みを浮かべた依央利と目が合う)
まぁ、さすがにキスをするわけにはいきませんけど、マッサージでしたらいつでもお申し付けください。あ、そういえば…最近理解くんに教わったので足つぼも結構自信ありますよ。ぜひ。(数秒後、いつもの『命令を待つ忠犬』のような表情に切り替わり。まるで"先程までの冗談は忘れてください"と言わんばかりに言葉を畳み掛け、最後足裏へ触れた。)