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あ"!?それ絶対言っちゃダメなやつ!
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『…言いましたね?
…ほんの80年、人の子にお仕えする程度、15光年の距離を泳ぎきった私にとっては一瞬にも等しい…。
少し寄り道をするようなものにすぎません。
どうぞ、あなたの残りの人生全てで…この依央利姫めを使って使ってコキ使い倒してくださいませ。
フフフフフフ…フフフフフフ…』
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終わったな、××…一生懸命生きてきて、最終的にヤバい女に捕まっちまったか…
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おいたわしや…
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依央利姫の不気味な笑い声が響く。果たして××の判断は正しかったのか…七夕の夜に起きた奇跡は、吉か凶か。
奇妙な共同生活はまだ始まったばかり─