…あ、ありがとうございます
ちょっと照れますけど…
ほう。祝いの抱擁とな?フフ…なんとも愛い奴よ。少々圧が物足りぬな。もっと気道の確保もままならぬくらいの圧を期待していだが……
──冗談だ。
えぇっ!なに?ハグ??構わないよ♡むしろ大歓迎♡♡あ、心配しなくても、握手とハグは別!
ハグはノーカンだからね♡
─っ、他のヤツの臭いがする…
いくら、僕の負荷耐性が二桁違うっていっても…我慢の限界があるってこと…覚えといて
………あんたがこうしてわっちのことを祝いに来てくれるなんて…奴隷の身に余る光栄だよ。
気の多いあんたのことだから、またすぐどこかに行っちまうんだろうけど。今のこの瞬間だけはあんたはわっちのモンでありんす…♡
××様…私、誕生日なんてただただ12ヶ月に1度来るだけのなんてことのない日でした。
けど、人の子である××様と過ごすことができたから
1日と言うものが非常に尊く、貴重でかけがえのないものだということを実感できました。
これからあと、何度××様にお誕生日をお祝いしていただけるのか…
逆にあと何度、××様のお誕生日をお祝いすることができるのか…
考えるのが楽しみでありながら、ちょっぴり寂しいような気もしますが
…とにかく、まずは今日という日を××様と迎えられて、幸せです。ありがとうございます。××様。