こ、ここで寝るの!?
つーか俺の膝……!?

(立ち上がろうとするのを抑え込み、山崎さんの膝に頭を預ける)
(そうすれば、行き場を失った山崎さんは座り込むしかないのだった)


……早業だなぁ……
眠いからって、普通人の膝を枕にする?
上着でも脱いで敷いた方がマシじゃない? 分かんないけど。

……このまま眠れそう?

(呆れたように言いながらも、さらりと髪を撫でられた)

わかりました……ひざかりますね……