(今日は山崎さんの誕生日だ!)
(真選組の屯所に顔を覗かせれば、親指を立てた沖田さんに出迎えられて)
(そのまま、角の一室に通された)




──あ、○○さん。来てたんだ?
ごめんね、こっちから顔出せなくて。

何か沖田さんから色々仕事押し付けられちゃって……
急ぎのモンはないんだけど、相手が沖田さんだからやっとかないと何もされるかわかんなくてさ。

(そう言って、山崎さんはへらりと笑った)

(仕事を押し付けたのも、沖田さんの作戦の一つだろう)
(あの人の計画の中で私がどういうポジションになっているかは分からないけど……)
(とにかく、プレゼントを渡そう!)



誕生日おめでとうございます!

なんの変哲もない冬の日