人生には三つの坂があります。
上り坂、下り坂、まさかです。
私は五年前にお父さんを…二年前にはお母さんを失くしました…その時は…下り坂を歩いている気分でした。
兄さんはいますが、孤独を感じていました…いつもいる所に、いるべき人がいなくなって…なんでって…そう思って…きっと…これからも、そんな事を感じて、孤独に生きていくのかなって、そんな風に思っていました。
そんなバカな事を考えていた私を助けてくれたのが、〇〇さんでした。
いえ…〇〇さんだけじゃありません。
兄さん、舞、暦ちゃん…他にも沢山の人が助けてくれて、気がついたら…上り坂を歩いていました。
私…本当にバカでしたね。
それで気が付いたら、今の時間が…まさか、とても大切な時間になっていました。
ずっと、孤独を感じていた景色が全然違うように見えてきました。
少しだけ、大切な物を見つけた気がしたんです。
〇〇さんはどうですか?
ここは…大切な場所ですか?
これからも…大切な場所であり続けていますか?
だとしたら、私はとても嬉しいです。
三つの坂