暦「これは私の親戚の方から聞いた話で、親戚の方の友達であるAさんの実体験だそうです。
ある夏の日、Aさんが兄と一緒に母の田舎に遊びに行った時に…事件は起きたそうです。
その夏は晴れが続き、田んぼには緑に生い茂っている頃、Aさんのお兄さんが窓から外を見ていると真っ白な服を来た人がいて、人間とは思えないような動き方でくねくね踊り始めたそうです。
Aさんもお兄さんも、最初はそれが何なのかわからなかったのですが、しばらくするとお兄さんはハッとしたした顔になり、何かに気付いた様子だったそうです。
その顔を不思議に思ったAさんは『お兄ちゃん、あれは何なの。わかったなら教えて』と聞いたそうです。その声に対し、お兄さんは『わかった。でもわからない方がいい』と、答えてくれなかったそうです。
今でもAさんはあれが何だったの分からず、今でも不思議に思っているそうです。
私の親戚の方は『お兄さんにもう一度聞けばいいじゃないか』と聞いたそうですが、Aさんが言うには『兄さん、今、統合失調症になって、もうまともに会話すらできなくなってしまったんだ』との事です…
どうでしたか？」