???「姉上!雪が降ってきました!」
???「まあ、なんて綺麗…。」

???(子供)「ギネヴィアへは何を贈ろうか…。子狐のぬいぐるみはどうだろう…?」

???「ニノに無理やり着せられた。…妙な衣装だ。動きにくくて敵わん。」

???「あたし、いい子だったかな…プレゼント、貰えるかな?」

???「贈り物、お気に召すといいんですが…。はい、どうぞ。」

???「人間どもの冬祭りとやらになぜ力を貸さねばならん…おのれ、リオンめ…。」

???「サナキ。聖なる夜の贈り物の代わりに、私の願い事を聞いてくれませんか?」
???「な、なんでしょう?わたしにできることなら何でも…!」

???「多くは語らぬ。此度の冬祭りを成功に導くまで。」

???「冬祭りおめでとう。お前は今年、いい子にしていたか?」

???(男)「冬祭りを楽しみたいのは君かい?それなら僕に任せてよ。」

???「この格好、可愛いでしょ?お兄ちゃんもこういう服着てたけど、似合うかって言われると…。」

???「私ね、今日はケーキを用意したの!はいっ、ベリーソースの真っ赤なケーキ☆
……うふふ…素敵な断面ね…まるで何かの呪いのよう……。ああ、ついに戻ってしまったわ…。」

???「ルーナはお母さんが大好きなのね。きっとお母さんも嬉しいわよ。」
???「そう?だったらこれ、あたしからのプレゼントね!大好きな母さん…。」

???「お姉様が、似合うって言ってくださったの。だから…ずっとこの姿でいてもいいわ。」

???(男)「メリーエンゲージ!もう一人の私に出会えたことが、冬祭り一番の贈り物ですよ、リュール!」
???(女)「私もです!見てください、衣装までお揃いですよ。」