…君は下がっていて
大丈夫、すぐに終わるよ

(宝盗団が絡んで来たことが事の切っ掛けだった。恐怖で顔が強張る私の頭をくしゃくしゃに撫でると、悠々と彼らの前へ進み出た)

(人数不利すらものともせず、抑えられない喜びをぶつける様に屈強な男達を薙ぎ倒していく)

(そんな中、遠方から弓を構える男達が見えて、咄嗟に庇うように彼の前へ出ていた)

…馬鹿!!前へ出るなっ!



庇う